放火による火災
よくあるトラブル・放火による火災

消防庁によると平成26年1月~12月までの間の日本全国の総出火件数は約44000件とのことです。その中でも出火原因の第1位は「放火」であり、約4900件(総出火数の約11%以上)となっています。また、放火と断定はできないものの「放火の疑い」となるものが約3100件以上もあり、「放火」と「放火の疑い」を合わせてみると、約8000件以上にもなります。
全ての火事のうち、約18%が「放火」と「放火の疑い」が出火原因となっているのです。
なぜ、空き家が放火されるのか?
建物がどのような状態になっていると不審者による放火の危険性が高まるのか考えてみまればわかりやすいと思います。それは、「管理されていないと思われる建物・居住者がいないと思われる建物」です。人の住んでいない空き家は、不審者が放火をしても、それが誰かに見られる可能性が少ないと言えます。新築などの空き家は不動産屋さんがしっかり管理していますので、狙われる心配はあまりありません。
放置している空き家が一番狙われます。これが、放置されているのではなく、管理されている空き家となれば狙われる可能性は十分低くなると思われます。